「インフレ目標政策」をご存知でしょうか?
2000年頃からデフレ防止として
「インフレ(物価水準の継続的な上昇)を目標とする金融政策」
が動き始めました
そして
アベノミクスでは、「2%のインフレ目標」を掲げ
そのために「無制限の量的緩和(通貨供給量の拡大)」が行われています
通貨が大量に供給されることによって
お金の価値は下がります
過去にジンバブエという国でハイパーインフレが起き
大量に刷られた紙幣がゴミのように扱われていました
「2%のインフレ目標」ということは
物価が年間2%ずつ上がっていくことを目標にしているということ
それが実現すれば
年間2%ずつお金の価値は下がっていきます
では日本のお金の預け先として
年間2%以上に殖やしてくれる預け先はあるでしょうか?
単年ではあるでしょう
しかし10年20年と長い目で見た時にはどうでしょうか?
ないと思います
ということは
年2%ずつ資産価値が減っていくということ
1000万円ある資産も
30年後には約557万円まで価値が下がります
※お金の枚数は減りませんが価値は下がります
有名なノーベル財団※では
※アルフレッド・ノーベルの遺言により作られた、ノーベル賞を主催している財団
「インフレを考慮した年利3.5%以上を最低限の運用ノルマを目標」としている
おそらく5.6%〜6%程を目標利回りにしていることが予想できる
このように我々もインフレを考慮するという考えを大前提持って
資産管理・運用などをしていかなければならない
皆さんのお金の預け先の利率は何%でしょう?
そしてその利率からー2%すると・・・?
資産運用にインフレ対策はかかせません